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OVALOGY  ARCH

野外彫刻の第一作で自ら制作を手がけた。 神戸須磨離宮公園現代彫刻展へ出品。朝日新聞社賞を受賞し、王子公園へ設置された。 1995年の阪神々淡路大震災の際、彫刻のまちとして市内に置かれていた200点の彫刻作品のほとんどが倒壊等の被害を受けたが、本作品は何ら被害はなく、現在すでに34年を経過し風景の一部となって市民に親しまれている。 

OVALOGY-ARCH ​model

​Parts of model

​OVAROGY-ARCH model

最初の個展の翌年、第6回神戸須磨離宮現代彫刻展公募に入選したので、大型野外彫刻作品「オバロジー」高さ9M、幅15M、奥行2.5Mを当時小型船舶製造材料として普及してきたFRPで制作することになった。勤務先の家具工場でスペースを確保し、友人達や学生の協力を得ながら2ヶ月程で完成した。余りに巨大なため運搬に限界が有り、3つのブロックに分けて制作し、ジョイントは鉄のリングで現地で行いFRPで塞いだ。構造計算も行って充分な強度を持っていたので、神戸阪神大震災の被害で倒壊しなかった数少ない作品の一つで、38年を経た現在でも王子公園にそのまま設置してある。

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